野本直輝

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Cat’s heaven…![新年ヤミ市]

フリーマーケット|Cat’s heaven…![新年ヤミ市]http://blanclass.com/japanese/schedule/20180113/2018年のLive Artも昨年に引き続き、キャッツヘブン企画の「ヤミ市」でスタートします。人々が何かの価値を交換しあうことを禁じられた時代、それでも人々は広場に集まり、交換しあうことで生き残った。我々も先人に倣って、ショバ代を払いゴザを広げ、定価も相場もない商売をはじめてみよう。交換と繋がり、統制と生活、自由と混沌。もしかしたら、あの頃の広場の熱に我々も出会えるかもしれません。 出店:大槻英世/飯島剛哉/井上文雄/小山友也/齊藤哲也/関真奈美/西尾佳那/野本直輝/眞島竜男/宮川知宙/宮澤 響/アッセンブリーズ/泥沼コミュニティ/blanClass ほか/企画:吉田和貴日程:2018年1月13日(土) 初売りスタート:13:00入場無料




cat’s heaven…!
cat’s heaven は、2005年に第二次世界大戦終結の日という特定の日を念頭においたグループ展のために生まれたプロジェクトです。戦争との関連で語られるその日を前に、ストレートに戦争や戦後を問う展示も重要に違いありませんが、確実に日常の生活の中から消え去っていくその記憶や、それに対する問題意識を、露悪的かつ正直に吐露することも重要なのかもしれません。犬死について考える(thinking about dog’s death)のではなく、猫たちの幸福(cat’s heaven)を想うこと。充満する幸福の香りは、密かに踏みにじっているもののむせ返るような異臭を含んでもなお、甘美なままいることができるのでしょうか?

blanClass@引込線2017を振り返って

blanClass@引込線2017を振り返って|blanClasshttp://blanclass.com/japanese/archives/20171202/今年の夏、blanClassとして参加した「引込線2017|美術家と批評家による 第6回|自主企画展」。「引込線」のユニークなところは、展覧会と書籍が対等な意義を持って対になっていること。そこで、blanClassは「展覧会とも書籍とも違うレイヤーをつくること」をミッションに、12組(15名)のアーティストをお喚びした。今回のイベントはそれぞれすれ違いがちだったので、一同に会して、おしゃべりします。ゲスト:小山友也/村田紗樹/阪中隆文/野本直輝/加藤果琳/関 真奈美/おしゃべりスポット実行委員会(奥 誠之/宮澤 響/橋場佑太郎)/うらあやか/関川航平/岡本大河+宮川知宙/及川菜摘/吉田裕亮日程:2017年12月2日(土)開場:14:30 開演:15:00入場料:1,000円(ワンドリンク付)小山 友也 Yuya KOYAMA1989年生 2015年東京造形大学大学院修了。主な活動 CSLAB研究員 2011∼/“SEARCH&DESTOY” mime/“鉄道芸術祭vol.5” アートエリアB1/“異種の折りたたみ” blanClass/“unusealness makes sense” Chiengmai Art University/“PARTY” アートセンターオンゴーイング/“6分の1で考える”blanClass/ “Politics of Space” statements 他。http://yuyakoyama.tumblr.com/村田 紗樹 Saki MURATA1989年生。「whisper-amplifier」各地/2014~、「社会の芸術フォーラム展『躊躇』」HIGURE 17-15 cas/2015、始末をかく「生活はふるさとのように上演されている」生活工房ギャラリー/2017、など。野本 直輝 Naoki NOMOTO2014年芸大映像研究科メディア映像専攻修了。主な発表に、「そのままうごめく」展(あをば荘/2014年)、「人が動く」展(問屋まちスタジオ/2015年)、など。2016年、blanClassにてシリーズ企画「〇〇のかたちを探す」を始める。https://naokinomoto.localinfo.jp/阪中 隆文 Takafumi SAKANAKA1989年東京都生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。主な展示に、2016年「かこさま〜いまさま〜みらいさま」Art Center Ongoing (東京)、2015年「夜間実験」アキバタマビ21(東京)など。http://sakanakatakafumi.com加藤 果琳 Karin KATO1992年東京生まれ。2017年広島市立大学芸術学部彫刻専攻卒業。主な活動「みちのくアート巡礼キャンプ2017」(芸術公社、岩手、2017参加)「二枚の板に挟まれたビー玉のような出来事」(blanClass、横浜、2017)、「untitled」(広島芸術センター、広島、2016)、「スクランブルヒロシマ」(旧日銀行広島支店、広島、2014)などがある。http://999999karin.tumblr.com/関 真奈美 Manami SEKI1990年生まれ。2013年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。「学生CGコンテスト18」谷口暁彦評価員賞。「平成24年度武蔵野美術大学卒業制作展」優秀賞受賞。発表は「ピンク・ジェリー・ビーンズ」(TABLAE・東京)、「陳列の眺め」(blanClass・横浜)などがある。http://manamiro.tumblr.com/前回「乗り物」の様子:/http://blanclass.com/japanese/archives/20170218/奥 誠之 Masayuki OKU1992年東京都生まれ。2014年、武蔵野美術大学造形学部油絵科を卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科に在籍。個展に「南洋のライ」(art center ya-gins、前橋、2014)、また主なグループ展に「感性の法則」(MAKII MASARU FINE ARTS、東京、2016)などがある。http://www.okuart.com/宮澤 響 Hibiki MIYAZAWA1992年東京都生まれ。2014年東京綜合写真専門学校卒業。主な展覧会に「Worry about the human eye」(space6・神奈川・2011)「noise」(space6・神奈川・2012)「BC写真大学修了展」(BankART Mini・神奈川・2013)「第3回イドガヤ・ビエンナーレ(blanClass・神奈川・2014 – 2017)などがある。現在はblanClassにてスタッフとして撮影などを担当するほか、アーティストから依頼を受け様々な撮影を手がけている。橋場 佑太郎 Yutaro HASHIBA1995年神奈川県生まれ。2017年、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。卒業論文、『技能実践家としてのアーティスト 白川昌生を求めて』を執筆。現在、自主的に『コミック:D.T.』を季刊で編集、出版している。うら あやか Ayaka URA1992年神奈川県生まれ。相反する物事(例えば集団と個人、見る側と見られる側、過去と現在等)を反転若しくは攪拌する装置としての作品を目指す。主な個展にBallroom dance lesson(V54/香港)、The body dances freely(Art Center Ongoing/東京)主なグループ展にTERATOTERA2016 -involve- (東京)、PARTY(Art Center Ongoing/東京)など。http://urayaka.jimdo.com関川 航平 Kohei SEKIGAWA主な展示に「あざみ野コンテンポラリーvol.7 悪い予感のかけらもないさ展」(横浜市民ギャラリーあざみ野/2016)「figure / out」(ガーディアンガーデン/2017)「SICF18 PLAY」(スパイラル/2017)http://ksekigawa0528.wixsite.com/sekigawa-works岡本 大河 Taiga OKAMOTO1994年東京に生まれる。2013年武蔵野美術大学油絵専攻入学。主な展示、活動に、「穴が咲いた!穴が咲いた!」(新宿眼科画廊/2015)「the continent,八木と、」(シャトー2F/2016)「OOQO」(Space Wunderkammer/2016)などがある。taigaokamoto.com宮川 知宙 Tomohiro MIYAKAWA1993年千葉に生まれる。2017年多摩美術大学大学院博士課程前期彫刻専攻入学。主な展示、活動に、「研究授業, 彫刻Ⅰ, 石材デザイン」(blanClass/2017)「the continent,八木と、」(シャトー2F/2016)「OOQO」(Space Wunderkammer/2016)などがある。及川 菜摘 Natsumi OIKAWA1995年生まれ。東京造形大学映画専攻在学。主な活動『ユーリー・ミラー・ファジー・ファンタジー–抑圧と解放の実験室–』(愛知県名古屋)『岸井戯曲を上演する#4』(神奈川県・blanclass)。https://natsumioikawa.tumblr.com/吉田 裕亮 Hiroaki YOSHIDA1994年生まれ。東京造形大学在学。主な展示に「OVERLAP」(2016・トーキョーワンダーサイト渋谷・東京)、「ヒカる、フく、ナガれる」(2016・都庁・東京)などがある。yosidahiroaki.tumblr.com

〇〇のかたちを探す #8 中村大地|テーマ:忘れる

〇〇のかたちを探す #8 中村大地|テーマ:忘れるパフォーマンス、トーク|[どんどんなくすとかたちはかわる]http://blanclass.com/japanese/archives/20171007/大切な人の記憶はどこから失われるだろう。ぼく個人の話では、今、もうある友人について、その声が思い出せない。姿や振る舞いはまだ再生できる、ような気がする。他の人はどうだろう。記憶っていうのは、その一番最初の出来事からたくさんのことを捨象して忘れて忘れて、最後に残ったものなのかもしれない。拙い記憶を持ち寄って、かんがえてみたい。出演:中村大地、佐藤 駿/企画:野本直輝場所:blanClass日程:2017年10月7日(土)開場:18:30 開演:19:30ディスカッション「忘れることについて」20:30~入場料:1.500円(ワンドリンク)blanClass+columnこんにちは、野本です。今週の土曜日は〇〇シリーズの8回目、ゲストは「屋根裏ハイツ」という劇団の主宰、演出を務めている中村大地くん。中村くんは、屋根裏ハイツの他にも、東北で一番面白い学生演劇を決めるという「とうほく学生演劇祭」の事務局や、2011年の東日本大震災後、宮城の舞台表現者たちが中心となって立ち上げた「ARCT」の理事などを務めていたりもする。中村くんとは、この〇〇シリーズの2回目にゲスト出演してもらった、奥誠之くんからの紹介で知り合った。奥くんから、打ち合わせに一緒に連れて行きたい人がいるんだけど、と言われ行ってみたら、そこにいたのが中村くんだった。屋根裏ハイツの作品には、中村くんが書いた戯曲を出演者間で口伝し続けて、口伝された結果、出演者自身に経験化された状態の語りや振る舞いを、そのまま演劇として上演する作品があるそう。その作品についてもそうなのだけれど、中村くんの話を聞いていると、上演に至るまでの過程を設計しているようでいてしていなかったり、自分が作る戯曲の部分に対しては執着がなかったりすることがよく分かる。上手に、丁寧に手放しているような印象。この間も、変化していくことは全肯定です。と言っていた。とりあえず、中村くんはそんな人です。それで、8回目の〇〇には「忘れる」が入ることになりました。当日は、パフォーマンスを作る集まり「犬など」を主催している、佐藤駿さんの出演も急遽決定。どんな時間になるかは未知数ですが、みなさま是非一緒に目撃ください。(野本直輝)

blanClass@引込線2017

blanClass@引込線2017|引込線2017http://blanclass.com/japanese/archives/20170826-0924/ゲスト:小山友也/村田紗樹/阪中隆文/野本直輝/加藤果琳/関 真奈美/おしゃべりスポット実行委員会(奥 誠之/宮澤 響/橋場佑太郎)/うらあやか/関川航平/岡本大河+宮川知宙/及川菜摘/吉田裕亮(開催日順)企画:小林晴夫共同企画:小山友也/野本直輝/宮川知宙/宮澤 響8/28 セクシュアルマイノリティを考える会 http://blanclass.com/japanese/schedule/20170828/9/2 CAMP http://blanclass.com/japanese/schedule/20170902/引込線2017美術家と批評家による 第6回|自主企画展http://hikikomisen.com/index.html日程:2017年8月26日(土)- 9月24日(日)10:00-17:00休場日:火曜・水曜会場:引込線2017展覧会場内埼玉県所沢市中富1862-1 旧所沢市立第2学校給食センターアクセス: http://hikikomisen.com/2017/access.html小山 友也 Yuya KOYAMA1989年生 2015年東京造形大学大学院修了。主な活動 CSLAB研究員 2011∼/“SEARCH&DESTOY” mime/“鉄道芸術祭vol.5” アートエリアB1/“異種の折りたたみ” blanClass/“unusealness makes sense” Chiengmai Art University/“PARTY” アートセンターオンゴーイング/“6分の1で考える”blanClass/ “Politics of Space” statements 他。http://yuyakoyama.tumblr.com/村田 紗樹 Saki MURATA1989年生。「whisper-amplifier」各地/2014~、「社会の芸術フォーラム展『躊躇』」HIGURE 17-15 cas/2015、始末をかく「生活はふるさとのように上演されている」生活工房ギャラリー/2017、など。阪中 隆文 Takafumi SAKANAKA1989年東京都生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。主な展示に、2016年「かこさま〜いまさま〜みらいさま」Art Center Ongoing (東京)、2015年「夜間実験」アキバタマビ21(東京)など。http://sakanakatakafumi.com野本 直輝 Naoki NOMOTO2014年芸大映像研究科メディア映像専攻修了。主な発表に、「そのままうごめく」展(あをば荘/2014年)、「人が動く」展(問屋まちスタジオ/2015年)、など。2016年、blanClassにてシリーズ企画「〇〇のかたちを探す」を始める。https://naokinomoto.localinfo.jp/加藤 果琳 Karin KATO1992年東京生まれ。2017年広島市立大学芸術学部彫刻専攻卒業。主な活動「みちのくアート巡礼キャンプ2017」(芸術公社、岩手、2017参加)「二枚の板に挟まれたビー玉のような出来事」(blanClass、横浜、2017)、「untitled」(広島芸術センター、広島、2016)、「スクランブルヒロシマ」(旧日銀行広島支店、広島、2014)などがある。http://999999karin.tumblr.com/関 真奈美 Manami SEKI1990年生まれ。2013年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。「学生CGコンテスト18」谷口暁彦評価員賞。「平成24年度武蔵野美術大学卒業制作展」優秀賞受賞。発表は「ピンク・ジェリー・ビーンズ」(TABLAE・東京)、「陳列の眺め」(blanClass・横浜)などがある。http://manamiro.tumblr.com/奥 誠之 Masayuki OKU1992年東京都生まれ。2014年、武蔵野美術大学造形学部油絵科を卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科に在籍。個展に「南洋のライ」(art center ya-gins、前橋、2014)、また主なグループ展に「感性の法則」(MAKII MASARU FINE ARTS、東京、2016)などがある。http://www.okuart.com/宮澤 響 Hibiki MIYAZAWA1992年東京都生まれ。2014年東京綜合写真専門学校卒業。主な展覧会に「Worry about the human eye」(space6・神奈川・2011)「noise」(space6・神奈川・2012)「BC写真大学修了展」(BankART Mini・神奈川・2013)「第3回イドガヤ・ビエンナーレ(blanClass・神奈川・2014 – 2017)などがある。現在はblanClassにてスタッフとして撮影などを担当するほか、アーティストから依頼を受け様々な撮影を手がけている。橋場 佑太郎 Yutaro HASHIBA1995年神奈川県生まれ。2017年、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。卒業論文、『技能実践家としてのアーティスト 白川昌生を求めて』を執筆。現在、自主的に『コミック:D.T.』を季刊で編集、出版している。うら あやか Ayaka URA1992年神奈川県生まれ。相反する物事(例えば集団と個人、見る側と見られる側、過去と現在等)を反転若しくは攪拌する装置としての作品を目指す。主な個展にBallroom dance lesson(V54/香港)、The body dances freely(Art Center Ongoing/東京)主なグループ展にTERATOTERA2016 -involve- (東京)、PARTY(Art Center Ongoing/東京)など。http://urayaka.jimdo.com関川 航平 Kohei SEKIGAWA主な展示に「あざみ野コンテンポラリーvol.7 悪い予感のかけらもないさ展」(横浜市民ギャラリーあざみ野/2016)「figure / out」(ガーディアンガーデン/2017)「SICF18 PLAY」(スパイラル/2017)http://ksekigawa0528.wixsite.com/sekigawa-works岡本 大河 Taiga OKAMOTO1994年東京に生まれる。2013年武蔵野美術大学油絵専攻入学。主な展示、活動に、「穴が咲いた!穴が咲いた!」(新宿眼科画廊/2015)「the continent,八木と、」(シャトー2F/2016)「OOQO」(Space Wunderkammer/2016)などがある。宮川 知宙 Tomohiro MIYAKAWA1993年千葉に生まれる。2017年多摩美術大学大学院博士課程前期彫刻専攻入学。主な展示、活動に、「研究授業, 彫刻Ⅰ, 石材デザイン」(blanClass/2017)「the continent,八木と、」(シャトー2F/2016)「OOQO」(Space Wunderkammer/2016)などがある。及川 菜摘 Natsumi OIKAWA1995年生まれ。東京造形大学映画専攻在学。主な活動『ユーリー・ミラー・ファジー・ファンタジー–抑圧と解放の実験室–』(愛知県名古屋)『岸井戯曲を上演する#4』(神奈川県・blanclass)。https://natsumioikawa.tumblr.com/吉田 裕亮 Hiroaki YOSHIDA1994年生まれ。東京造形大学在学。主な展示に「OVERLAP」(2016・トーキョーワンダーサイト渋谷・東京)、「ヒカる、フく、ナガれる」(2016・都庁・東京)などがある。yosidahiroaki.tumblr.comセクシュアルマイノリティを考える会2012年に大学院生によって始まったディスカッションです。大学、公共文化施設、アートスペースなどで不定期に開催されるこの会では、それぞれの現実を共有しながら、コーヒーやお茶を飲みつつ、ゆるやかに話をします。私たちの周りには、LGBTだけでなく、実際には+αとなる多様なセクシュアリティが存在します。またそれは、マジョリティ(多数派)・マイノリティ(少数派)という言葉で、括ることも難しいのかも知れません。この会は、あらゆるセクシュアリティの人々が、皆で話し合える場を作り、継続して考えて行くことを目指しています。齊藤 哲也 Tetsuya SAITO1985年神奈川県生まれ。芸術批評、研究者。女子美術大学大学院美術研究科芸術表象研究領域修了。専門分野は現代美術、表象文化論、ジェンダー、セクシュアリティ。10代〜20代の女性が描く幼少時の少女漫画の模倣を背景とした表象表現について研究を続けている。論文に「少女表現主義」(2016年)、「少女としての自己表象、居場所を作ること」(2017年)など。その他、美術関係の書籍冊子やタブロイド紙などの編集にも携わる。髙山 真衣 Mai TAKAYAMA1988年長野県生まれ。美術作家。女子美術大学大学院美術研究科美術専攻日本画研究領域修了。日本画の作法や細やかな手順に焦点を当て、パフォーマンス、平面作品の発表を行なっている。在学中にはセクシュアリティやジェンダーについて考える場を企画。blanClass、横浜トリエンナーレ(2011)や六本木クロッシング(2013)等の企画でパフォーマンス発表。2012年、香川県の島にて滞在制作。中国上海のM50、吉祥寺のOngoing、茅野市美術館、国内外のアートフェア等、多数参加。現在台湾にて個展を開催中。CAMPCAMPは同時代のアートを考えることを目的としています。アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生などと関わりながら、トークイベントや展覧会、パーティーなどを主に東京で開催しています。http://ca-mp.blogspot.com/blanClass横浜の住宅街にある小さなスペースを拠点に芸術を発信する場として、多方向に活動を展開している。http://blanclass.com

〇〇のかたちを探す #7 加藤果琳|テーマ:隙間

〇〇のかたちを探す #7 加藤果琳|テーマ:隙間パフォーマンス|[動く二枚の板に挟まれたビー玉のような出来事について]http://blanclass.com/japanese/schedule/20170603/なんとも言えないもやっとした感情は不意に訪れる。それは変な味のキャラメルを食べた直後や、4年間過ごした広島の歴史を考える時だったりする。そんな日常でおこる、なんとも言えない瞬間や物事の隙間について考えてみたい。出演:加藤 果琳/企画:野本 直輝場所:blanClass日程:2017年6月3日(土)開場:18:30 開演:19:30ディスカッション「隙間について」20:30~入場料:1.500円(ワンドリンク)blanClass+column今週の土曜日、6月3日は、〈〇〇のかたちを探す〉シリーズの7回目。ゲストはアーティストの加藤果琳さん、テーマは「隙間」です。加藤さんは、今年の春に広島の大学を卒業し、関東での活動をスタートさせたばかりのアーティスト。僕が彼女と知り合ったのもついこのあいだで、4月の頭くらいのことです。なので、彼女の作品を直接見たことはないのだけれど、タンブラーのサイトで結構見れる。そのうちの一つに、動いている被写体をひたすら3Dスキャンし続けるパフォーマンスがある。本来3Dスキャンは、静止している状態の被写体の周りをスキャンするはずなのだけれど、被写体である人物が動いているから上手くいかない。スキャンデータはどれも断片的なものばかりで、ひとつのデータを見ただけでは、何が写っているのかほとんど分からない。分かるのはただただ、動いている被写体の身体、それを追いかけるもう一人、断片的なデータの集積のみで、それぞれがひたすらに分離を繰り返している様で、交わる感じがない。それぞれがバラバラに、ずっと動いている印象だ。今回のテーマは「隙間」で、またなんとも微妙なこと(もちろんいい意味で)になっている。たぶん隙間といっても、空っぽのそれ自体ではなくて、そういう隙間があるがゆえに起こってしまう出来事までを含めて、なのだろうけれど。呼吸のようにインプットとアウトプットを繰り返し、変化し続ける状態こそが生命だとする動的平衡状態という考え方があるらしい。彼女にいわせれば、その動的平衡の状態と、隙間のあり方とを、重ねて考えてみることができるかもしれない、とのこと。当日については、隙間を可視化するための、数人で行う運動?のようなことを考えているという加藤さん。実際の空間でのことだから、隙間にも前後左右上下からの眺めが見られたら楽しそうだなと思う。それぞれいろんな方向から観察して、考えられたら面白そう。(野本直輝)