週イチ中村達哉セッション「ボディマップを重ねる」

週イチ中村達哉セッション「ボディマップを重ねる」|blanClass

http://blanclass.com/japanese/archives/20160207/


たとえば道具を使うさいに用途に合わせて姿勢を変えたり、乗り物のスピードに合わせて周囲の空間に注意を拡張するとき、私たちは脳内で”身体の情報系”を瞬時に書き換えます。

ボディマップと呼ばれるこの領域はまた、自ら記憶を語ったり他者の経験をなぞる ことでその姿や形を変え、共感や反発といった反応を伴いながら伸び縮みしていく運動体でもあります。

今回は参加メンバーたちとともに、「その場で出来事を語り、再現していく試み」をします。個別のものでしかない経験が、他者のうちにどのようにして受け渡され、立ち上がるのか。ある感触やイメージが、どのような筋立てを描くことになるのか、体験していただければと思います。

参加作家:飯島剛哉/関 園子/関 智文/武久絵里/野本直輝/眞島竜男/宮澤 響ほか


2016(www.tpam.or.jp)に参加するblanClassのアンソロジー、Live Art & Archive Anthology #2 on TPAM Showcase 2016の中で行っています。

チケットは以下からも購入いただけます。

https://www.tpam.or.jp/2016/?program=live-art-archive-anthology-2


日程:2016年2月7日(日)17:00〜

入場料:1,800円 TPAM特典:300円割引


中村達哉 Tatsuya NAKAMURA(ダンサー・振付家)

1998年より現在まで、ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」に参加。パフォーマンスシアター「水と油」の作品や、山下残の作品などに出演。またミュージシャンのPV出演や、美術家とのコラボレーションも多数行っている。2010年、2011年STスポット主催「ヨコラボ」集団創作コースリーダー/オブザーバーを担当。2013年自作のソロ作品として「そこから眺める」を発表。


飯島剛哉 Ghoya IIJIMA

1976年神奈川県生まれ。2004年Bゼミ修了。2015年度より別府、清島アパート入居。個展に、「A319」(BankART1929・神奈川・2007)、「Whole Lotta Rawham」(綾瀬Studio・神奈川・2008)、「Hangar」(Gallery LE DECO・東京・2010)、「上流はどっちだ!」(Gallery LE DECO・東京・2011)など、グループ展に、第37回Bゼミ展『火星の生活」(BankART1929馬車道・神奈川・2004)、年「Wallpapers」(blanclass・神奈川・2010)などがある。

ホームページ http://gohyaiijima.com/


関 園子 Sonoko SEKI

1986年神奈川生まれ。女子美術大学 絵画学科 洋画専攻卒業。同大学大学院 芸術文化専攻 芸術表彰研究領域中途退学。〈主なグループ展〉。2013年「I&○〜その距離について第1回距離ボケ」3331Art Chiyoda(東京) 2014年「クウキのヨメナイ、ワタシたち」CAPSEL/SUNNDAY(東京)、第3回イドガヤビエンナーレ(神奈川)2014年〜などがある。


関 智文 Tomofumi SEKI

1993年神奈川生まれ。多摩高校卒業。 現状のオタクビジネスに疑問を持ちつつそれにまみれる生活を送る。「かっちゃんの洋裁店」(2015年)


武久絵里 Eri TAKEHISA

彫刻家。1984年東京生まれ。2009年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。彫刻体験を、「特殊なものの前に立つことによって、自身の存在が鮮やかになること」と考え、ものを置き続けている。個展「まばたきの分解」(同時代ギャラリー/2016、ギャラリーモーツァルト/2011)「lump」(apmg/2009)「あいさつ-障り」(ギャラリーKINGYO/2008)。


野本直輝 Naoki NOMOTO

1990年埼玉県生まれ。アーティスト。2014年東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。自身と身近な対象者や対象物との間に起こる抽象的な出来事や経験について、映像やテキスト、インスタレーションなどの制作、発表を通して他者と考察する。

主な発表に、「人が動く」展(問屋まちスタジオ / 金沢)、小山友也 野本直輝「LEAVING ALONE SOMEBODY WHO YOU DON’T GET.」展(Art Center Ongoing / 東京)、「野本翔平」上映会(野本翔平選挙事務所 / 埼玉)、「鳥取藝住祭 2014」(鳥取県倉吉市灘手)、「そのままうごめく」展(あをば荘 / 東京)、「出張 blanClass@CSLAB by ステューデンツ 代替 energy」(CSLAB / 東京造形大学)など。

2013年からは宮澤響とウラブラを行なう。

https://naokinomoto.localinfo.jp/

ウラブラ https://www.youtube.com/channel/UCUVsgiQnk0Z954v1n6gI2kg


眞島竜男 Tatsuo MAJIMA

アーティスト。写真、ビデオ、パフォーマンス、レクチャーなど、多様なメディアを用いた作品を発表。最近の主な展覧会に、「レオナール・フジタ×眞島竜男」(鳥取県立博物館、2015年)、「無題(Live Die Repeat)」(TARO NASU、2015年)、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」(京都市美術館、2015年)などがある。

http://www.taronasugallery.com/art/tatsuo_majima/work.html


宮澤 響 Hibiki MIYAZAWA 

1992年東京都生まれ。2014年東京綜合写真専門学校卒業。主な展覧会に「Worry about the human eye」(space6・神奈川・2011)「noise」(space6・神奈川・2012)「BC写真大学修了展」(BankART Mini・神奈川・2013)「第3回イドガヤ・ビエンナーレ(blanClass・神奈川・2014 – 2017)などがある。現在はblanClassにてスタッフとして撮影などを担当するほか、アーティストから依頼を受け様々な撮影を手がけている。


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